FC2ブログ
2018 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312019 01

子宮全摘手術日記 その2(入院&手術)

【入院から手術まで】

●2月1日木曜日
朝。病院の入退院受付窓口は大混雑。
やっと手続きが終わって入院する病棟に行った時には、手術前日に必ず必要な麻酔科の受診予定時間を過ぎていて、荷物の片付けもそこそこに病棟から麻酔科へ直行。
まぁ12月にも手術直前までの手続きはひととおり経験済みだったので、麻酔科受診も「お久しぶりです~。その節はご迷惑をおかけしましてすみません;」のご挨拶から(^^;
ちなみに、ネットで検索すると子宮筋腫の手術には

・腹部を切開して子宮を摘出する「腹式子宮全摘術」
・膣から摘出する「膣式子宮全摘術」
・腹腔鏡(ふくくうきょう)を用いて摘出する「腹腔鏡下子宮全摘術」

の3種類が出てきますが、前の日記に書いた通り、今回私が受けた手術は「腹式子宮全摘術」というもの。
この手術はお腹を10センチ程度切るため、全身麻酔での手術だったのですが、この手術の際には術後の痛みを和らげるために、全身麻酔に先だって「硬膜外麻酔」を行うこと、そしてその硬膜外麻酔を行う前には背中に注射をする「脊椎麻酔」も行うことについて説明を受ける。
それぞれの麻酔を行う理由、麻酔の具体的な方法、麻酔によって生じる副作用等とその確率について、素人にも分かるように丁寧に説明してくれたので、麻酔への不安が和らぐと同時に手術そのものへの不安もずいぶん和らぎました。
特に、「硬膜外麻酔」というのは背中に麻酔の注射をした後、痛み止めの薬を入れるためのチューブを脊髄の近くに入れるというもので、でも完全に麻酔が効いた状態でこのチューブを入れるとチューブが誤って神経に触った時に分からなくなってしまうので意識のある状態で行います、とのこと。脊髄の近くにチューブだとか、もう、聞いただけで背筋がぞわっとしたのも事実だけど、理由をきちんと説明してくれたので、なんていうか、覚悟も出来た。
そして、事前に手術経験者の皆様から
「麻酔しますよー、って言われた次の瞬間もう寝てた」
「10数えてください、って言われたけど、1も数えられなかった」
等々の経験談を聞いていた「全身麻酔」についても、麻酔科の先生からまさにその通りのお話を聞いて、安心すると同時に、自分は何秒持つかちょっと楽しみにもなった(^^;


麻酔科での説明が終わったのは、ちょうどお昼時。
入院する病棟に戻ると病棟の看護婦さんが私の荷物をベッドに運んでくれていて、ベッドわきのテーブルには食事も届いていた。
病室は4人部屋。同じ部屋の皆様にご挨拶して早速お昼。

2月1日 お昼ごはん

ごはん、焼き魚(赤魚)、酢の物、春雨と野菜の和え物、デザートにオレンジ。
なんていうか、普通のごはん。普通に美味しい。
これが晩御飯になると、おかずもグレードアップしてさらに美味しい。

2月1日 晩ごはん

揚げ豆腐と大根の煮物に茄子の煮びたし。そして、とろろごはん!
お味噌汁の具は見た目もキレイな手毬麩とネギたっぷり。
好みは人それぞれとは思いますが、個人的には味も見た目も満足(^^)
まぁ、これが毎日続けば「肉食わせろ~!」「揚げ物はまだか~!!」ってなるのかもしれないけど(^^;


ちなみに入院前日は、午前中の麻酔科受診の他、午後からは

・口腔外科受診(全身麻酔で手術を受ける際には人工呼吸器をつけることもあって、手術前に必ず口腔外科を受診するとのこと)

・主治医の診察と婦人科医師全員による回診(こちらの病院では毎週木曜日の午後が全員回診の日になっていた)
そして

・シャワー&除毛(おへその下から恥骨まで縦に手術で切るので、シャワーの際にカミソリを渡されて自分で剃ります!看護婦さんに剃られるんじゃなくて良かった^^;)

と、結構慌ただしく過ぎていった。

病院は午後9時消灯。
ちなみに翌日が手術のため、私は同時刻以降、手術が終わってガスが出るまで食事禁止。
看護婦さんからは「9時ギリギリまでは、おやつでもなんでもたくさん食べていいですからね」って言われてたんだけど、食事が結構ボリュームあったので間食したい気持ちにはならず、そのまま就寝しました。
なお、私の場合は翌日13時からの手術だったのですが、水、お茶、スポーツドリンクは翌日午前10時半まで飲用可でした。



【手術当日】

●2月2日金曜日
朝6時起床。
12月に発熱で手術延期になっていた事もあって、看護婦さんが検温に来る前に自分で検温してみたのだけれど、無事、平熱。
この日は手術当日ということもあってなのか、看護婦さんも、前日以上に何度も検温&血圧測定にやってきた。
午前、血栓予防のストッキングを付けて、手術後に付ける腹帯も準備。
昼前に浣腸を済ませ(ぶっちゃけ、手術準備ではこれが一番苦しかった!)
12:50、手術室へ徒歩で移動。
あの、よくドラマであるみたいなベッドに寝たまま移動、ってのは、この時点では無し。
そりゃそうだ、普通に動けてるし(^^;

手術室に入ると、前日に麻酔の説明をしてくれた先生による麻酔処置。
左手にこれから手術後までずっと点滴をするための針を入れた後、横向きにベッドに寝て、まずは背中の注射。これはさすがに予想通りの痛さ(><)
でもこれのおかげで、その後の硬膜外麻酔のチューブは痛いというか重いというか、感覚はあるんだけど激痛ではなく、むしろ、苦しいような気持ち悪いような感じ。
でもチューブが全部入る頃には背中の感覚は無くなってた。
そして、いよいよ全身麻酔。


「キクチさーん、これから全身麻酔しますからねー」


「キクチさーん、分かりますかー?終わりましたよー」


・・・麻酔の注射が終わったのかと思ったら、手術が終わってた(汗)


だって、目の前にいるのはさっきの麻酔科の先生と看護婦さんたちだし。
それでも、あ、手術終わったんだなー、とわかったのは、喉と鼻に管が入ってたのと、全身が全く動かなかったから。
意識が戻った時点で喉の管は外されて(外す時すっげー痛かった;んでちょっと吐いた;)、なんか別のベッドに移されて、ガラガラ―っと移動して病室へ。
もう、このあたりはされるがままです。
点滴だけじゃなく、血圧を自動で図る機械とか繋がってるし。
ちなみに、取ったものは自分では見られなかったのですが、家族は手術後の説明の際に見たそうで、私の子宮は通常100g~140gのところ600gになっていたとのこと。
今回手術時に待機してくれてた家族は、手術前は写真撮るだの貰ってきて焼いてみるだの冗談言ってたのですが、手術後の説明で本物のブツを見た後は若干引き気味の表情で(^^;
「普通の6倍だったって」
と言い残し、帰宅。
まぁ、基本的に付き添い不要の病院なんで、いてもすること無いもんね(^^;


家族が帰ってからスマホの時計を見たら16:30だったんで、手術が終わって病室に戻ったのは多分16時頃だったんだと思う。
手術説明書に記載されてた手術時間は2時間だったので、麻酔の時間等を含めれば、おそらく標準的な時間だったのではないかと思います。


【手術後(当日夜)】

以下、覚えていること箇条書き

・発熱あり(38度台が続いてたような記憶が)

・めまいあり(スマホでメールを送ろうとするも、頭を動かすとめまい&吐き気、文字を見るとさらにめまいで、結局、顔文字&絵文字しか送れず;)

・とにかく喉の違和感が凄くて、でもまだ水が飲めないので辛かった

・んで喉のタン(?)を取ろうと咳払いすると、お腹に激痛!
 ちょっとでも動くと腹に痛みはあるんだけど、動いた時以上に、咳とかアクビが傷に響いてめちゃくちゃ辛かった

・でも、痛いのより辛かったのは痒み!!
 傷が痒いんじゃなく、とにかく全身。痒くて痒くてほぼ眠れず;
 看護婦さんに言ったらアイスノンを大小各種持ってきてくれて身体に当ててくれて、それで少しは楽になったけど、でもとにかく痒かった。
 (後日追記:この時のかゆみは手術のせいというよりも、私がもともと肌が弱かったために手術時に体を固定していたベルトと手術後の腹帯にかぶれてしまったことによるものでしたので、同じ手術をした方がすべて痒くなるわけではありません。)

・痒みよりは全然マシなんだけど、地味につらかったのが鼻のチューブの違和感



でも、痛いやら痒いやらで眠れない中、凄いなー、とあらためて思ったのは看護婦さんたちの仕事。
深夜から朝まで、こちらから呼ばなくても何度も様子を見に来てくれて(結局ナースコールは押さなかった)、おかげで身体は辛くても安心していられた。
ホントに、ただただ感謝です。
「すべての労働に敬意と感謝を!」をあらためて実感した夜でした。




【手術翌日】

2月3日土曜日。
喉の違和感は変わらず。「今ならダンシングオールナイト歌えるぜ!」な声のまま。
ガスが出ればお水も飲めるんだけど、午前中の時点でまだ出ず。
人生で初めて自分の屁を待ちわびる時間を過ごす(これマジですよ念の為)。


午後になってベッドを少し起こしてもらってうがい&歯磨きしたり、全身を拭いてもらってかゆみ止めの薬を塗ってもらって少しスッキリ。
看護婦さんについてもらって立ち上がる、と同時に無事放屁。
人生で初めて自分の屁に感謝すると同時に看護婦さんからも褒められる(これもマジですよ念の為)。


この日の午後から、点滴が手術後の抗生物質からかゆみ止めの薬に変更。
夜からは食事も再開されるとともに、痛み止めとかゆみ止めの薬も服用開始。
ちなみに手術後初めてのごはんはこんな感じ。

2月3日 手術後初の晩御飯

おかゆ、ジャガイモのおみそ汁、鶏肉と豆腐のあんかけハンバーグ、かぼちゃの煮付、きゅうりの塩麹和え
あんかけハンバーグの美味しさに感動!
しかし、腹ペコだったはずなのに、半分ほど食べたところでお腹いっぱいになってしまう(><)
うわぁこんな美味しいのに残すなんて勿体ない!って残念に思いつつ、でも、昨日お腹切ったのに、いきなりこのボリュームの晩ごはんは無理じゃね?って気持ちも少々(^^;
でも、食べられるようになって安心した気持ちが一番大きかったです。




長くなってきましたので、最終回(?)入院中の運動&娯楽のご報告は次の日記にて。


スポンサーサイト
[ 2018/02/16 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://shinobuworld.blog12.fc2.com/tb.php/1057-cc53467f