音楽感想文保存庫

見たライブや聴いたアルバムの感想 そして歌わせていただいたライブのことなど

2008年6月21日(土) 札幌 jazz spot JERICHO
奥野義典 CD『赤い月』発売記念ライブ
 出演:奥野義典(sax・Leader)石田幹雄(p)瀬尾高志(b)竹村一哲(ds)


諸事情により2部しか聴けず(泣)
でも、それでもやっぱり聴きに行って良かった!!と思えたライブだった。
アルバム発売直後のツアーでの演奏も勿論良かったのだけれど
北海道内ツアーから帰ってきての昨日の演奏は
音の厚み・迫力・鋭さ、全てが前回以上に増していた気がした。
バンドの強力な一体感と、音の自由自在さとの共存。
アルバム発売記念ライブ、と言いつつ、目の前で生まれているその曲は、アルバムに収録されている音をはるかに越えて新しい世界になっていたことは、このバンドなら当たり前のこと、なのだろうけれど、でもやっぱり嬉しかったし感動した。
ジャズ演歌(笑)「北前船」は、あまりの音の迫力に、ハードロックにも聴こえた。カッコ良かった!!
後半2曲、アンコール2曲の計6曲、たっぷり堪能させていただきました。


2008年6月12日(木) 札幌 OYOYO
金井英人with漢達の低弦
 出演:金井英人(b)瀬尾高志(b) 秋田祐二(b)北垣響(b)柳真也(b)竹内聖(b)豊田健(b)


全員での演奏、トリオ、DUO、そして会場全体を巻き込んでの即興舞台。
長いライブだったけど、個々が「演奏」をしていた時間は、もしかしたら短かったのかも。
でもあの場で生まれていたものの全てが、金井さんの音楽なのだろう。
低弦メンバーの意外な表情や音に、驚かされたり笑ったり聴き入ったり。
「聴けて良かった」「見られて良かった」というより、「あの場所で一緒に体験できて良かった・共有できて良かった」というのが率直な感想。
楽しかった。


そして

アンコール、
金井さんのソロでの「りんご追分」には、本当に鳥肌が立った。
素晴らしかったです。
出会えたことが嬉しい。
このライブに関わった方・このライブを実現させてくださった全ての方に感謝します。



2008年6月11日(水) 札幌 jazz spot JERICHO
金井英人(b)トリオ
 出演:金井英人、奥野義典(sax,flute) 、舘山健二(ds)
金井英人さんの5年ぶりの札幌ライブ。3DAYSの2日目。


5年前のライブの記憶と重ね合わせながら、じっくりと聴く・・・つもりでした。でもそんなの不可能な世界でした(笑)。
いや、勿論、音楽も素晴らしかった。
一音一音の凄み、鋭さ、緊張感、そして自由な広がりと深さ。圧倒された。
奥野さん、館山さんも、いつも以上に気合が入ってた気がする。心地よい狂気が次々と繰り出されていた。
けれど、音を奏でるだけのパフォーマンスではなく、空間全体が金井ワールドで。
「A列車で行こう」のアナウンス&寸劇(?)&照明点滅(バイトのユウタくん、Good Job!飛び入り演奏も良かった!!)にも爆笑したけれど、なんたって館山さんボーカルの「アメイジング・グレイス」に悶絶(爆)。
楽しかった!!
いいライブでした。
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小谷美紗子さんの『うた き』
1999年リリース。ブックレットによるとレコーディングは1998年。
げ、もう10年前になるのか;

でも久し振りに聴いても全く色褪せていない。
メロディも音もその独特の歌声も。
そして何より、その詞のコトバのインパクト。
難しい言葉なんて何も無い。奇をてらうことを一切せず、日常のコトバを紡いでいるだけ。
なのに、ここにあるのは、他の誰にも無い世界。
いや、他の誰もが「そこまで言ったらミもフタも無いだろう」と避けて逃げてゆくような世界、か。
これまでに何百回聴いたか分からない「火の川」は、久し振りに聴いてもやっぱりぐさぐさと突き刺さってきた。

今となっては、1stからの小谷さんの世界は、ここがひとつめの頂点だったのかも、とも思う。
勿論、今の音楽も嫌いではないのだけれど。
サウンド的には、最近のトリオ編成のアルバムのほうが、この時代よりも鋭さが増していて、心地よく感じられたりもする。
でもその一方で、歌詞に占める日本語の割合が減っている印象が否めない最近のアルバムより、個人的にはこの時代の小谷さんの“うた”が好きです。
2008年6月7日 札幌 jazz spot JERICHO
櫻井三樹(ts.leader) 池田伊陽(g) 竹内聖(b) 川中健治(ds)
毎月第一土曜日恒例・ジェリコでの櫻井バンド月例ライブ。
今回は、ベースがいつもの北垣響さんではなく、漢達の低弦でもお馴染みの竹内聖さん。
しかも、低弦ではウッドを弾いてたけれど、今回はエレキベース。
なんだか新鮮。


でも1部では、そのベースの音があまり聴こえず、演奏全体も、良いのだけれど、なんとなく様子見な感じも・・・と思ってたら最後の曲で大爆発で大満足(笑)。
そして、2部では音のバランスも良くなり、迫力ある音世界に心地よく浸らせていただきました。
このバンドでの「Old Falks」は初めて聴いた。導入部のギターソロだけでトリ肌が立ってるところに、櫻井さんのあの音でテーマを思いっきり歌い上げられた日には、もう・・・参りましたの一言。


今月もまた櫻井さんの真ん前で聴かせていただいていたのですが(ちなみにこのバンドはもうずいぶん長くジェリコでマンスリーでライブをなさっているのですが、私が聴きに行くようになったのは今年の3月から。でもありがたいことに、既にファンクラブ会員認定していただいているようです/笑)、押し寄せてくるみたいな音が心地よかったです。
来月も楽しみ・・・と思っていたら、櫻井バンドも6月14日(土)にジッピーフェスに出演決定していた。
午後4時からのステージとのこと。こちらも楽しみです。
2008年6月4日 札幌 くう
佐々木伸彦(g.leader) 瀬尾高志(b) 川中健治(ds)
毎月恒例・ササトリオのライブ。


諸事情により遅刻してしまい、着いたのは1部の中盤(泣)
でも、行って良かった。
オリジナリティの塊みたいなササさんのギターと、存分に歌う瀬尾さんのベースとのせめぎあい。そして、音数は少ないのに独特の存在感を放つ川中さんのドラム。
激しめの曲(と言っても轟音系ではなかったけれど)も良かったけれど、今回のライブで何より印象的だったのは2部でのジム・オルークの曲。
まるで、ぴんと張り詰めた糸の上に音の粒をひとつひとつ置いてゆくようなササさんのギターの緊張感と、空気を描くみたいな瀬尾さん&川中さんの音が生み出す世界にやられた。


メンバーは同じなのに、ライブ毎に色合いの変わるトリオ。
だから、毎回新鮮な気持ちで楽しめる。
いいライブでした。
次回も楽しみです。

Shinobu

  • Author:Shinobu
  • 音楽を聴いたり歌ったり聴いたり歌ったり・・・の日々を過ごしています。

    ライブ感想文はあくまで自分自身が見て・聴いて良かったと思ったライブの「感想文」であって、ライブ評ではありませんのでご了承ください。

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