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お知らせ


【CD発売中】

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2曲入りシングル
『柘榴 ライト』
2曲入 1,000円(消費税別)
限定ステッカー付CD・DVDショップ「AGALTA-アガルタ-」にて発売中です。

http://agalta.net/

音楽カテゴリー:を「ROCK」、検索文字にアーティスト名「シノブ」と入力して検索していただくと、購入画面が出てきます。
なお、本CDの売上は、その全額をライブハウス支援に寄付させていただきます。

・ライブ会場での売上・・・そのライブ会場に全額寄付
・通信販売売上分・・・・・各ライブハウスの配信への投げ銭として全額寄付



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テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

中川イサトさんのこと

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中川イサトさんの音楽と出会ったのは、2000年。
初めて聴いたアルバムは、その前年にリリースされた、村上律さんとのアルバム『律とイサト』だった。
アコースティックギターとバンジョー、ベースやハーモニカ等の響きの心地良さ。そして、柔らかく、穏やかに語るような深い歌声。
楽曲も音も歌声も、自分の好きな音楽の要素がぎゅっと詰まっていて、聴けば聴くほど大好きなアルバムになった。


アコースティックギターの名手としてのイサトさんを知ったのは、それから間もなくのこと。
当時良く利用していたCDショップでは、イサトさんのアルバムをリリースしていたSeals RecordsのCDがたくさん販売されていて、足を運んではアコースティックギターソロのアルバムを少しずつ買い揃えていた。
歌が入っていなくても、ギターが歌っていた。聴いていると、心が柔らかくなるような気がした。


ちょうどその頃に、金延幸子さんの1972年リリースのアルバム『み空』を初めて聴いて
「70年代の日本に、ペンタングルみたいなアルバムを作ってる人がいたのか!」
と強い衝撃を受けていたのだけれど(金延幸子さんはジョニ・ミッチェルに例えられることが多いけれど、その頃の私はメタルからプログレ経由でブリティッシュトラッドにドはまりしていたこともあり、『み空』を聴いて真っ先に思い浮かんだのがペンタングルだった)、そのアルバムにもイサトさんのギターの音があった。
金延幸子さんとイサトさんが「愚(ぐ)」というバンドを組んで一緒に活動していたというのも、ライナーノーツで知った。
70年代の日本のフォークをたくさん聴くようになった時期。遡って聴いた何枚ものアルバムの中で、自分が特に好きになる音楽のほとんどに、イサトさんが関わっていた。



初めてライブを見たのは2001年6月。札幌のプー横丁。
素晴らしかった。
プー横丁は石造りの倉庫を改装したレストランで、普段から音の響きが心地良い空間なのだけれど、イサトさんのライブでは更に特別だった。
ギターの音が、どこまでも広がって高く高く上ってゆくような気がした。
それでいて、MCでは楽しくて、演奏の心地良い緊張感とMCでの穏やかな関西弁の和やかさとを楽しみながら、あっという間に時間が過ぎていった。
ご迷惑かと思いつつも、それまでに購入していたCDを全部持っていって当日購入したニューアルバムと一緒にサインをお願いしたところ、とても驚かれた。けれど、快くサインに応じてくださって、大好きなCDはさらに宝物になった。

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この時購入した当時のニューアルバム『Tree Circle』には、
「Michael(dedicated to Michael Hedges)」

「The Sprinter」
という楽曲が収められている。
どちらも、1997年に43歳の若さで急逝したギタリスト マイケル・ヘッジスに捧げて書かれた楽曲だという。
ライブを見た後、帰宅してこの曲を改めてCDで聴いた時、自分の心に浮かんできたのは、HELLOWEENのインゴ・シュビヒテンバーグだった。
(恐らく、イサトさんはHELLOWEENもインゴもご存知無かっただろうけれど)
音が心に染み込んでくるようで、泣けてきたのを覚えている。
悲しみを、悼む思いを、言葉ではなく音で表現することが出来るのだ、と、イサトさんのギターが教えてくれた。
「癒す」とか「寄り添う」という言葉は好きではないけれど、あの頃、いつまでも消化しきれずにあった自分の中の気持ちに、イサトさんのギターはそっと寄り添って癒してくれた気がしている。



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それから、何度もライブに足を運んだ。
当時暮らしていた札幌や小樽でのライブは勿論、大阪での春一番コンサートでも、吉祥寺音楽祭でも、イサトさんのステージを見た。
会場で会えばご挨拶させていただくようにもなったし、時にはイサトさんのほうから声をかけていただくこともあった。
春一番コンサートにはいつも北海道から一人で出かけていて、会場の雰囲気もあり、のんびりと好きなように楽しんでいたのだけれど、ある時、客席で一人で大きな夏みかんを頬張りながらぼーっとライブを見ていたら
「美味そうやな」
と背後から声がして、びっくりして振り向いたらイサトさんがにっこり笑っていた、なんてこともあった。


春一番コンサートの客席で私がイサトさんと話していると、「若い頃のイサトさんは怖かったんだよー!」と、先輩フォークファンの方々やイサトさんのお仲間のミュージシャンの方々がやってきて、ご本人を前にして昔の話を教えてくれる、なんてことも度々あった。
そのたびに、イサトさんも笑いながらうなづいていたので、きっと70年代関西フォークシーンの一コマとして教えてもらった数々の武勇伝は事実だったんだと思う。
でも、私がファンになってからのイサトさんは、いつも笑顔で、穏やかで、優しかった。
ステージで演奏している時の職人のような表情と、ステージを降りてからの気さくで優しく穏やかな表情、そのどちらもがイサトさんの魅力だった。


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アコースティックギタリストとしてのイサトさんの素晴らしさはもう世界中で語られているし、自分自身、イサトさんのギターインストが大好きだ。
けれど、私にとっては、イサトさんは大好きなソングライターであり、大好きなシンガーでもあった。
低く優しい歌声も、囁くような語るような掠れた歌声も、どれもが他の誰にも似ていなくて、イサトさんならではの世界だった。
2006年7月に「中川イサト with 武蔵野レビュー」名義でリリースされたアルバム『あの日の風』は、ボーカリストとしてのイサトさんの魅力が詰まった名盤だと思う。
イサトさんご自身による、このアルバムのブックレットの文章には「歌とは距離を置かざるを得なかった」との言葉もあるけれど、イサトさんの「「唄ごころ」のあるギタープレイ」と同じくらいに、イサトさんの歌にも魅かれていた。



2013年に北見に転居してからは、イサトさんのライブに足を運ぶことは出来なかった。
時々ライブスケジュールで東京や大阪でのライブ予定をチェックしてはいたものの、見に行くことは出来なかった。
またいつか、
またいずれ、
そんなふうに思っていたことを、今は、心から悔やんでいる。





2022.4.7
中川イサトさんが、亡くなられた。



4月9日に訃報に接してからずっと、大きな喪失感と、でもまだ信じたくない気持ちとの中にいる。



もちろん、イサトさんの残してくれた音楽は、心の中にずっとある。
その意味では、イサトさんは、今も生きている。
多分、これからも、ずっとずっと。



ただ
もうお会い出来ないのだ、と思うと、寂しくて悲しくてたまらない気持ちになる。



でも
長く闘病されていて、やっと楽になれたのなら、
苦しさから解放されて、先に旅立った音楽仲間の方々と、楽しく演奏していてくれたらいいな、と思う。



イサトさん
ありがとうございました。
イサトさんの50年以上に渡る音楽生活の中で、
私がリアルタイムで接することができたのは、2000年からの20数年だけだったけれど、それでも、大好きな音楽と出会えた自分は幸せです。
たくさんの思い出は、本当に楽しくて、幸せなことばかりです。



お亡くなりになられたのが7日だったなら、阪神タイガースの今シーズン初勝利は見届けられたんですね。
それで安心されたのかな、と思うと、それだけが救いです。



今シーズン、セリーグは阪神を応援しますね。
天国から檄を飛ばしてください。



本当に本当に
ありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。


無事です

3月16日23時36分頃に発生した、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3(気象庁発表)の地震により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。


宮城県と福島県で、最大震度6強を観測。
今後一週間程度は余震等に警戒が必要とのことです。
今回大きな被害が無かった皆様も、どうぞ十分にお気を付けくださいますようお願い致します。



*****  以下、ご報告  *****


現在の住まいのある仙台市内の某地域は、震度5強でした。


地震の起きた23時半なんて、いつもなら、とっくに布団に入って就寝している時間。


でも、昨日はたまたま夫・Ikasama宗教さんの帰宅の時間が遅かった為、地震があった時は、夕食を終えて就寝準備を始めたところでした。


私は、洗面所で歯磨きしている最中に揺れを感じ、慌ててリビングへ。


夫がテレビをつけてすぐに緊急地震速報が流れ、二度目の大きな揺れが来ました。


本当に、大きな揺れでした。

昨年、宮城を訪れた際に、震度5弱の地震を経験してはいましたが、その際は車中で座った状態だったため、
私が

「立っているのが困難なほどの激しい揺れ」

を経験したのは、今回が初めてです。


夫と一緒じゃ無かったら、冷静さを失っていたと思います。


幸い、我が家では棚の上のものがいくつか落ちたくらいで、大きな被害はありませんでした。
これも、転居後、地震に備えて家具や家電の下に耐震のゴムシートを敷いたり、万が一倒れてきても怪我をすることの無いような家具の配置を工夫してくれていた夫に感謝です。


水、食料等は二人揃って一人暮らしの頃からしっかり3日分備蓄していたのですが、今回は(現時点では)我が家のある地域ではライフラインへの影響無し。
本当にありがたい。
今この時も、ライフラインを支え続け、維持管理や復旧作業にあたってくださっている方々に、心から感謝します。


今回の地震に際して、メール等でお気遣いくださいました皆様、ありがとうございます。
ご心配をおかけして申し訳ありません。


皆様も、どうかお身体を大切に。
安全を最優先にしてお過ごしくださいますようお願い致します。


無観客配信ツーマンライブ感謝!!

「Ikasama宗教 シノブ 無観客配信ツーマンライブ」
ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!!

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●3月12日(土)仙台市 音屋スタジオplus
【音屋救済企画番外編】
「Ikasama宗教 シノブ 無観客配信ツーマンライブ」


セットリスト
【第一部 Ikasama宗教】

1.表現の自由なんかいらない!
2.骨と皮
3.眩しい歌
4.ごはんのうた
5.おやすみなさい
6.生存の轍
7.女川建準行動歌
8.イカ宗の十三浜甚句
9.パレードは続く
10.生死を賭けたい
11.あれこれポリコレ
12.新しきイカサマの光と道
13.放射能が怖くてメシが喰えるか!2022ver.
14.誰も聴かない歌



【第二部 シノブ】
1.英雄達の風景
2.ライト
3.曲がり角
4.路の果て
5.星を見た夜
6.別れの歌
7.絶縁ワルツ
8.ローリング・クレイドル
9.正義なんかいらない
10.梟の族(高村光太郎「道程」より)
11.ニジマスノウタ
12.39号線
13.柘榴



配信チケットをお求めくださいました皆様、メッセージやコメントを寄せてくださいました皆様、ありがとうございました。
メッセージには後ほどあらためて御礼のご返信をさせていただきますので、しばらくお待ちください。


尚、今回の配信チケットの最終販売数は18枚でした。
このチケット売上純益¥18000に加え、出演者より¥12000を出金し、通常会場使用料の計¥30000を音屋スタジオ様に支払させて頂きました旨ご報告申し上げます。



「有料配信のみの無観客ライブ」という提案を快く受け入れてくださり、当時の音響・配信設営は勿論のこと事前のチケット販売サイトの設定から告知まで御尽力くださった音屋スタジオ柴田さん、照明や配信機材設営等のサポートとして当日お手伝いくださったようきさんに、心から感謝します。
ありがとうございました。



今回のライブをあらたなスタートにして、これからも歌い続けていきます。



あらためまして
皆様、本当にありがとうございました。



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3/12無観客配信ライブへの思いと、今後の予定

昨今の社会情勢については、ここでは敢えて触れません。
自分で情報を精査して判断しながら、支援したいものに寄付出来るよう日々黙々と働くだけです。


勿論、怒りも不安もあるけれど



心を怒りと不安の奴隷にしてしまわないように
日常生活を送ろう。
毎日きちんと三食食べて健康を維持しながら、自分の仕事を全うしよう。
自分で働いてお金を稼いで、自分自身の暮らしと大切な人や場所を守りながら生きよ
う。
働いて暮らしながら、自分の歌を、全身全霊込めて歌おう。
音楽を、他の何かを訴えるための道具に利用することなく、ただ音楽そのものとし
て、歌い、奏でよう。


人の不幸を自分の売名に利用する側にならないように。



そう思いながら、日々を過ごしています。



3/12完全無観客配信ライブ。
まだお会いしたことの無い多くの方々にも、是非見てほしいと思います。


そして


この20数年間の音楽活動の中で出会ったりすれ違ったりしてきた多くの方々に、今の
歌を、今の姿を、見届けていただけたら嬉しく思います。


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●3月12日(土)仙台市 音屋スタジオplus
【音屋救済企画番外編】
「Ikasama宗教 シノブ 無観客配信ツーマンライブ」
15:00開演
配信チケット 1,000円

チケット購入サイト

https://twitcasting.tv/dokumamusi_1the/shopcart/134968

※本ライブはツイキャスでのプレミアム配信ライブとして開催します。ライブ前日の3月11日までにチケットをご購入いただいた方に、配信アドレスをご案内させていただきます。(無料配信はありません)

※チケットをご購入頂いた方に限り、ライブ(リアルタイム配信)終了後も14日間録画の視聴が可能です。

※ 本配信ライブによる収益は、音屋救済企画の一環として、同スタジオへ全額寄付させて頂きます。



※※※※※※※※※※※※


現時点では、これ以降の私のライブ予定はありません。

(なお、共演のIkasama宗教さんは、このライブ以降、有観客ライブには出演しない
ことを公表されています。)


私は、私の「歌」を「聴きたい」と言ってくださる方がいれば、
可能な限り、どこへでも
(地元は勿論、たとえ遠くの街であったとしても)
歌いに行かせていただきます。



けれど
以前のように自分からライブ出演をお願いしたり、
誰かに共演をお願いして
自主企画ライブを開催する気持ちは
今はありません。



3月12日のライブは、自分にとって、締め括りのライブであり、そして始まりのライ
ブだと思っています。



是非、聴いてください。

プロフィール

シノブ

  • Author:シノブ
  • 北の地で生まれ育ったシンガーソングライター。
    ギターとコンサーティーナの弾き語りで音楽活動中。
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